頑張れなくなったら。頑張ることから卒業しよう。

こんにちは、akisanです。
みなさん、普段から色んなところで、色んなことで頑張ったりすると思います。
ただ、どんなものでも『過ぎて』しまうと、時として自分をキズ付けてしまうことがあります。
頑張ることもその一つ。
頑張ることは、
頑を張る、
すなわち、頑(かたくな)になる、っということ。
本来の意味は違うと思うけど、頑な(かたくな)、なだけに、体も心も力を入れて、固く(かたく)してしまってる状態とも言えるかもしれません。
そして人間、こんな力を入れた状態をずっと保てるわけがありません。
頑張れなくなったと感じた時、それはもう無理が効かなくなった合図です。
その為に、
・休もう。
・自分を褒めよう。
・手放そう。
・やりたかった事だけ、やろう。
ここまで本当に良くがんばってきましたね。
ここからは、自分をいたわりましょう。
一つ一つ、書いていきますね。
休もう。
まずは、休んで下さい。
頑張っていた時は、疲れていても、頑張ってやってました。
本来疲れた、と感じるのは、体からの”休んで”のメッセージ。
そのメッセージを振り切って、やって来たわけです。
車で言えば、給油せずにずっとアクセルを踏みっぱなしの状態で走ってきたようなもの。給油タンクが空になり、最後のわずかな残りの数滴さえも使い果たしたんです。
そんな状態で、いくらアクセルを踏んでもガス欠で進みません。いや、壊れていくだけです。
最後の最後で、あなたの体が、これ以上は壊れるよ!っと、止めてくれたんですね。
まずは、何も考えずゆっくりと、お風呂に入って、泥のように眠ってください。
自分を褒めよう。
頑張ってやってきたことが出来なくなった時、おそらく、自分を責めてしまうと思います。
『何でこんなに出来ないんだ』
『出来ない自分が情けない』
『期待に応えれなくて申し訳ない』
・・・もう、十分です。十分過ぎるほど頑張りました。頑張るのは、あなたのエネルギーを使います。そして頑張れなくなったとは、あなたが空っぽになってしまうまでエネルギーを使った証です。
これ以上責めることは、あなた自身を削っていく他に何もありません。
今は、その空っぽになったタンクに、エネルギーを給油していくとき。
どうやるか、というと、『責める』の反対をする。つまり、自分を『褒める』ことです。
よく、ここまで頑張ったね。
自分を削ってまで、相手に応えようとしたわたし。本当におつかれさま。
人の見てないところで、ひたすら努力してきたわたし、がんばりについてきてくれて本当にありがとう。
と、言ってあげましょう。
ここまで苦楽を1番近くで共にしてくれた、何より大切なあなた自身です。
労をねぎらいましょう。
本当に、おつかれさま。そして、ありがとう。
手放そう。
頑張る、っということは、何かにしっかりとしがみ付いた状態ともいえます。
何にしがみ付いていたんでしょう?
相手の期待に応えること?
カッコよく見られること?
仕事が出来ると思われること?
おそらく、ほとんどが、
人にどう思われるか? どう思われたいか?
といった、相手の評価にしがみ付いていたのではないでしょうか?
その評価に応えようと、抱え込んで、
時にはあなたの許容範囲をオーバーしても、抱え込んでしまって、
気がついたら、あなた自身を見失うほどになってしまった。
そんな、しがみついていたものを、一つ一つ、手放していきましょう。
今までしっかりと握っていたものを手放すのはこわいと思います。
でも、手放さないと、あなたの人生が、あなたの時間が、ただ過ぎ去っていくだけ。
人生の時間は、限りがあります。人の評価に使っていた時間を取り戻し、自分の人生を生きるために、出来るところからでいいので手放していきましょう。
やりたかった事だけ、やろう。
手放して、出来た時間。
どうしたらいいのかなぁ、と途方に暮れるかもしれません。
好きなことはありませんか?
今まで、やりたくてやれてなかったことはないですか?
小さい頃、夢中になっていて、今は時間がなくてやらなくなったことはありませんか?
どんな小さなことでもいいんです。あなたが心からやってみたいことをやりましょう。
あなたの時間です。人の評価におびえることなく、考えることなく、やってみて下さい。
少しずつ少しずつ、自分にエネルギーが戻ってくると思います。
楽しみましょう、楽しいんでいいんです。
そして自分を取り戻していきましょう。
頑張ることからの、卒業です。