そのやり方は間違ってる? 緊張と深呼吸の話。

こんにちは、akisanです。
緊張した時は、深呼吸をしろ。
あなたも、この言葉はあちこちで良く聞いたかもしれません。
実は、時と場合によっては、逆効果になる時もある事を、しってますか?
正しいやり方でやらないと、緊張をほぐすどころか、自分をますます苦しくしてしまう事にもなりかねない。
今回は、そんな深呼吸について、話していきます。
緊張のとき、やるべき深呼吸とは?
最初に深呼吸と聞いて、あなたは、どんな風にやりますか?
おそらくまず、
1.大きく空気を吸って、
2.吐きだす。
という流れでやってると思います。
このやり方、緊張してない時は、あまり問題ありません。
しかし、緊張した時というのは、身体は通常と違い、息がうまく吐きにくくなる時があります。
この時、息苦しくなるし、パニックになって息を吸おう、吸おう、としてしまいますが、
通常の”吸う”ことから始めてしまうと、さらに余計に息を体に入れる事になる為、反対に苦しくさせてしまいます。
この時に大切なのは、まず、息を吸うのでは無く、吐きだす事。
ゆっくりとでいいので、もう、これ以上は吐けない、っというところまで吐ききって下さい。
そしたら、息を吸う。
あとは、いつも通りに呼吸を繰り返して下さい。
このことで、身体の緊張もほぐれ、呼吸も落ち着いてきます。
緊張した時は、
『吐いて、吸う。』です。
現代人は、呼吸が浅い
もう一つ、深呼吸についてですが、現代の人は、とても呼吸が浅くなっています。
それは、世の中のIT化が進み、パソコンやスマホでの作業が多くなってきたことも要因の一つだといわれます。
日のほとんどの作業を、座ってパソコンやスマホを見ていると、姿勢が前かがみになり、丸まった状態になり易くなります。
すると、胸が縮こまった状態になります。
この状態になると、呼吸量が少なくなり、呼吸も浅くなります。
呼吸が浅くなると、体や脳に行く酸素の量も少なくなるので、息苦しさや、姿勢の悪さからくる前身のこりにつながりやすくなります。
さらに、こういった、パソコンやスマホなどで作業している時に、無意識に息を止めている、といったこともあるそう。
つまり、集中し過ぎて、息をするのを忘れている状態。
体の調子が悪くなって当然です。
こうなると、緊張しやすい人にとっては、なおさら追い打ちをかけているようなもの。
IT化が進むことは、便利になってすばらしいことではあるけど、反面、緊張しやすい身体になりやすいことも意識していった方がいいかもしれません。
深呼吸をすることは、体を整えるのにも大切なこと。
深呼吸をすることで、心と体の緊張をやわらげてくれます。
また、呼吸に必要な筋肉も、深呼吸で維持していくことが出来ます。
大切にしていきましょう。