そもそも緊張とはなにか? まずは、相手を知ろう。

こんにちは、akisanです。
緊張と、上手く付き合う。といっていますが、そもそもこの緊張っていったい何?
人と仲良くなる時もそうですが、まずは、相手を知らないと、対処のしようもありません。
ただ嫌なもの、と漠然としているだけでは、怖いままになってしまいます。
まずは、緊張さんを知るところから始めましょう。
緊張とは?
【意味】
まず、言葉としての意味を見てみると、
今から起こることに対して、心とからだがその為の準備をさせる、といった意味があります。
次に、メカニズムを見てみます。
【現象】
緊張するような事が起こりそうになると、脳がからだに司令を出します。
そして、その司令により、からだから、脳内物質が分泌されます。
すると、
・筋力の機能向上
・集中力の向上
・注意力の向上
といった事が起こります。
なんだかものすごく、備えさせられている感じがしますね。
こんなに心とからだを備えさせなければならない事とは、何なんでしょう?
実は、防衛本能だった!
実は、緊張とは、太古の昔から人に備えられていた、防衛本能だったんです。
得体の知れないもの、敵と思われるものに対し、脳が命令を出し、それを受けて、からだが、筋力や、集中力や、注意力を向上させて、心とからだを緊張状態にし、いつでも対処できるようにする。ということだったんです。
ただし、これにはメリットとしては、集中力や注意力の向上がある反面、デメリットとして、
過剰になってしまうと、視野が狭くなる、イライラ、恐怖心になりやすい。
といった事があります。
やっぱり、バランスが大切
これから起こることを危機的な物として、脳が判断し、からだを備えさせる事が緊張なんだ、ということが分かりました。
つまり、あなたにとって、
人前に出る、人前に立つ事が危機的状況!
だと、脳が判断している。ということになりますね。
そして、怖い、恐怖心にまでいってるのは、明らかに、過剰に脳内物質が出ている、ということになります。
しかし、こんな状態がいつまでも続いてる状態なんて、心もからだも、とても持つわけがありません。
現代では、太古の狩猟時代のような、命に繋がるような危機は、そうそうはないと、思います。
とはいえ、集中力や、注意力を高める働きがある緊張は、上手く付き合えれば、自分のパフォーマンスを発揮する手助けをしてくれるもの。
でも、いつでもどんな時も過剰に出すぎては、返って苦痛になってしまいます。
その為には、やっぱり心とからだのバランスが大切です。
その上で、普段から、分からないこと、知らないことを少しずつでいいので、分かるようにして、備える。
自分の健康、生活習慣を整えることが重要ですね。