自分の許容範囲を守ろう。

こんにちは、akisanです。
みなさん、普段から色々抱えすぎていませんか?
例えば仕事ひとつにしても、頼まれたことは、すべて受けて、すべてこなさなくてはならない。
こんな風になっていませんか?
人には、許容範囲がある。
人には、それぞれの許容範囲があります。
もちろん、ひとつでも多く出来たほうがいいとは思いますが、自分の許容範囲を超えてまで受けてしまうと、デメリットの方が多くなります。
【デメリットとして考えられるもの】
1.すべてが中途半端になる。
一度に同時に出来ることは、どんな人にも決まっています。通常は、2つくらいまで、ともいわれています。これ以上にやるということは、完全に許容を超えています。
2.一つ一つの内容が、雑になる。
一度に出来る量をこえて、さらにやろうと思ったら、一つ一つの作業の質を落とさないといけなくなってきます。当然、見落としなども増えていくことにつながっていくので、一つ一つの内容が雑になっていきます。
3.あなたの心身に、負担がかかる。
そしてなによりも、あなたのこころとからだに、負担がのしかかることになります。
ただでさえ、緊張しやすい人は、完璧主義なところがあります。
なので、頼まれたり、受けた仕事をなかなか断れません。
こんな状態で次から次へと抱え込んでしまうと、負担がかかるのは目に見えてます。
最悪は、からだを壊したり、燃え尽き症候群や、うつ病などで、こころをやんでしまいます。
では、どうやっていけばよいか、ポイントをまとめてみました。
自分の許容を超えてると思ったら、断る。
自分の許容を超えてしまうな、と思ったら、まずは素直に断りましょう。
頼むほうも、頼んだことが中途半端に終わってしまうほうが、マイナスだと思います。
このくらい出来てないと、と思ってしまう気持ちはわかりますが、自分の許容範囲も超えて中途半端にしてしまうくらいなら、勇気をもって断りましょう。
『やるっていっただろう。』『出来るっていっただろう。』と、頼んだ側の評価もマイナスになってしまいます。
ここは、勇気を持ちましょう。
自分の許容を超えてると思ったら、人を頼る。
人を頼る。
これもなかなかしにくい事の一つですよね。
緊張してしまうので、なかなか人に聞きづらい。
で、自分の頭の中でだけ、いろいろと考え込んでしまい、時間だけがたって行ってしまう。
結果、物事が進まない、となりがちになる。 不安ばかりが大きくなってしまう。
これも、勇気をもって聞きましょう。頼りましょう。
1時間考え込んでいたことが、聞いてわずか5分で解決することもあります。
抱え込むことが少しでも早く解決するほうが、自分への負担も、物事への影響も少なくて済みます。
ポイントは、聞こうとしている要点を、まとめて簡潔に話せるように準備してから、聞くこと。こうすれば、話す言葉も少なくて済みますし、聞く側も、答えやすくなりますよ。
完璧主義をやめる。
何よりも、すべて完璧にできていないといけない。という気持ちをやめましょう。
今までの断る、頼る、ことにも通ずるところですが、なんでも自分でできてないといけない、という思いが、あなたに負荷をかけています。
少しでも、完成度の高いものをつくろう、とする気持ちはすばらしいと思います。
ただ、自分だけでやっている趣味であればこれでもよいかもしれませんが、仕事であれば、そういうわけにもいきません。
それよりも、100%でなくていいので、60%ほどで、あとはアドバイスを仰ぐ、ぐらいのほうが、頼んだ相手も仕事の中身が早く見れるし、早い段階からアドバイスもしやすい。自分自身もよけいに不安や負担を大きくしなくて済みます。
人は完璧じゃないからすばらしい。
以上、ポイントをまとめてみました。
少しでも出来るように見られたい。
人を助けてあげられるようになりたい。
いろんな気持ちがありますよね。
どんなこともスーパーマンのようにスマートこなしていく。
かっこいいですし、あこがれますよね。
でも、思うんです。
世の中には、本当にたくさんの人がいます。
みんなスーパーマンだったら、こんなにたくさんの人、地球上にいないんじゃないかって。
完璧じゃないから、たくさんの人でおぎあいながら、助け合いながらいきていく。
完璧じゃないから、いろんな個性があって、いろんな表現があって。
完璧じゃないから、すばらしいと思います。