疲れを取る方法でおすすめは?仕事のストレスは水の音で解消できる?

こんにちは、akisanです。
毎朝の満員電車。
無機質なオフィス内で響き渡る、キーボードを打つ音の波。
雑然と並ぶコンクリートのビルの山。
そんな疲れを癒そうと、見つめるのは、スマホの画面の中だけ。
・・・これでは、なかなか疲れは取れないですよね。
そんな時、疲れを取る方法の一つとして、
自然界の水の音を聞く。
ことをおススメします。
自然で癒す、というのはよく聞かれるかもしれません。
これには、理由があります。
今回はその理由と、おススメの体感の仕方をご紹介します。
1.地球も人も、水で溢れている。
こんなにも文明が発達し、いろんなものが出来て便利にもなった世の中。
にもかかわらず、自然を求めてしまうのはなぜでしょう?
まずは、ここから見ていきましょう。
1-1.自然界は水で溢れている
地球は青い惑星と呼ばれるほど、豊かな水分にあふれています。
その割合は、地球表面の70%を占めるとも。
また、表面に出ている以外にも、
地下水脈として流れていたり、
氷河になっていたり、
海水や、淡水など、
いろんな形で地球を潤してくれています。
1-2.人の体内の60%は、水分
一方、人も水分の割合が高い生き物です。
大人であれば、体内の約60%、
子供であれば、約70%、
新生児であれば、約80%
は、水分で占められています。
1-3.水に包まれて命は育まれる
そして、人がこの世に誕生する時ですが、母体のお腹の中で、羊水と呼ばれる水分に包まれながら、約9ヶ月の月日をかけて、命を育んでいきます。
こうして見てくると、人も含めた自然界が、どれだけ水で満たされいるのかが、分かってきますし、水とのつながりが、命に深く関わっているのを感じさせられますね。
2.水の音で癒されるその理由とは?
この章では、水の音がなぜ、癒しにつながっているのか。
その内容に迫ってみたいと思います。
2-1.1/fのゆらぎ
キーとなるのが、『1/fのゆらぎ』。
この自然界は、
・規則性があって、予測できる変化や動き。
・不規則な為、変化や動きが予測出来ない。
といった要素が上手く混じり合って、成り立っています。
結論から言ってしまうと、この、不規則で予測出来ない変化や動きの部分が、
『ゆらぎ』
その中でも、
小川のせせらぎ、人の心拍数など、自然や生命のリズムに当たる部分を、
『1/fのゆらぎ』
と、呼んでいます。
もう少し、説明してみますね。
例えば、空に漂っている雲。
例えば、木の年輪。
どれ一つ取っても、同じものは存在しません。
一見、左右対称に見えるものも、よく見ていくと、微妙な差があります。
これを身近に感じてみる方法があります。
自分の顔を、縦半分の位置に鏡をあわせ、その写り込んだ顔と、映してる顔を合わせてみて下さい。
『そんな変わんないよ。』
と、思われるかもしれませんが、実際に鏡に映った顔を見ると、とても違和感のある顔になってると思いませんか?
ここで、左右対称でないからおかしい。
ではなく、その違いのあることが、自然であること、違和感なく見えること、に繋がっていることがとても大切になってきます。
そして、これは見えることだけに留まりません。
見えること。
聞こえること。
感じること。
人が五感を使って感じること全てにおいて言えることなんです。
2-2.自然との調和
1/fのゆらぎの発生メカニズムは、残念ながら、まだ解明されていません。
ただ、生物も含めた自然界では、必ずこの1/fのゆらぎが含まれています。
不思議なことに、人の生産物においても、人の手で作り出したものには、含まれていることが多く、反対に、機械加工などで精密につくったものには、含まれなくなる事も分かってきてます。
現代のように、自然から離れた、環境、空間に長くいると、自分のゆらぎのバランスが崩れてしまう。
そんな時、自然の中にいると、ゆらぎのバランスが正常なリズムに戻っていく。
なので、人は、自然を求める。
特に、水との関係が深い私たちは、大自然の水の音に、癒しを感じるのは当然かもしれません。
3.水の音での癒し方4選!
ここからは、実際の水の音で癒し方について、おススメをご紹介します。
3-1.海
寄せては返す波の音は、正しく生命のリズムそのものといってもいいかもしれません。
ゆったりと、目を閉じて波の音に耳を傾けて下さい。
3-2.川
山に行って川の麓となると、良くバーベキュー! っとなるかもしれません。
それももちろん楽しいと思いますが、おススメは、座り心地の良い岩を見つけて、とにかく、ぼ〜っと、することです。
特に、山の上流部のせせらぎは、精神の疲れや、頭の雑念を静かに流してくれるようです。
3-3.滝
滝に打たれて身を清めたり、昔から、日本人には、馴染みのある、滝。
もちろん、実際に打たれなくても、その流れ落ちる音は、マイナスイオン一杯で、あなたを癒してくれることでしょう。
3-4.雨
たまには、静かに雨の音に浸ってみるのもいいですね。
大地を、普段の喧騒を、そしてあなたの心を洗い流してもらいましょう。
まとめ
昔から、疲れたなぁ、と感じた時に、よく車を走らせて、大きな川のほとりまで出かけていました。
特に何かをするわけでもなく、近くの座り心地の良さそうな岩を見つけて、腰を下ろし、1時間でも、2時間でも、ぼ〜っと、目を閉じて川の音を聞いているだけ。
でも、帰るころには、身も心もリラックス出来ていました。
この頃は、まだ、『ゆらぎ』のことなど知らない時でしたので、今思えば、自然と体が必要としていたことに、素直に従っていたのかな、と思います。
たまには、自然の中で、水の音に身を置いてみて下さい。おススメですよ。
今回も、最後まで見て頂き、ありがとうございました。